万葉集 第14巻 3364番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第14巻3364番歌はこちらにまとめました。

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第14巻 3364番歌

第14巻
歌番号3364番歌
作者作者不詳
題詞
原文安思我良能 波I祢乃夜麻尓 安波麻吉弖 實登波奈礼留乎 阿波奈久毛安夜思
訓読足柄の箱根の山に粟蒔きて実とはなれるを粟無くもあやし
かなあしがらの はこねのやまに あはまきて みとはなれるを あはなくもあやし
英語(ローマ字)ASHIGARANO HAKONENOYAMANI AHAMAKITE MITOHANARERUWO AHANAKUMOAYASHI
足柄の箱根の山に粟(あわ)を蒔いて粟の実がなったというのに、粟がない(逢わない)とは奇妙なことだね。
左注或本歌末句曰 波布久受能 比可波与利己祢 思多奈保那保尓 / (右十二首相模國歌)
校異
用語東歌、相聞、神奈川県、箱根、地名、足柄、掛詞、植物、恋情、農事、民謡、歌謡、異伝
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第14巻 3364S1番歌(異伝歌1)

題詞或本歌末句曰
原文波布久受能 比可波与利己祢 思多奈保那保尓
訓読延ふ葛の引かば寄り来ね下なほなほに
かなはふくずの ひかばよりこね したなほなほに
英語(ローマ字)HAFUKUZUNO HIKABAYORIKONE SHITANAHONAHONI
這う葛を引けば寄ってくる様に、素直に逢いませんか?
左注(右十二首相模國歌)
校異
用語東歌、相聞、神奈川県、異伝、序詞、恋情、民謡、歌謡
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